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【社員教育】職人の技術継承と若手育成に力を入れています

2025.05.20(Tue)

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【社員教育】職人の技術継承と若手育成に力を入れています

職人の技術継承とは何か?なぜ今、重要視されているのか

設備工事の現場では、経験に裏打ちされた“職人技”が欠かせません。図面通りに作業しても、現場ごとに異なる条件や想定外の作業にどう対応するかが問われます。たとえば配管作業では、水の流れを計算した上での勾配、建物の構造に合った取り回し、そして見えない部分まで丁寧に仕上げることが求められます。これらの作業は、実際の現場を経験して初めて身につくものが大半です。

しかし現状、その技術が引き継がれにくい状態になっています。理由の一つが、職人の高齢化と若手の人材不足。吉田設備でも、この問題は例外ではなく、長年現場を支えてきたベテランが少しずつ引退する中で、その知識や技術を次世代へつなぐ仕組みが問われています。

一昔前は「見て覚えろ」「技は盗め」が当たり前でした。しかし、今の時代でそのやり方を続けていると若い人が定着せずに離れていく一方です。そのため教える側も丁寧に、「なぜそうするか」という意味を持って伝えなければ、仕事の本質までは伝わりません。

技術継承とは、単に作業方法を教えることではありません。「なぜその作業が必要なのか」「どうすればより良い仕上がりになるのか」といった“考え方”まで含めて伝えることが、本当の教育です。

設備工事は、建物の“中身”をつくる仕事です。目に見えない部分ほど丁寧に仕上げなければ、後々トラブルの原因になります。だからこそ、ベテランの経験をどうやって若手に伝えるかが、会社全体の技術力を左右します。私たち㈱吉田設備は、その技術を次の世代へしっかりと受け継ぐことが、地域のお客様に安心を届ける第一歩だと考えています。

㈱吉田設備の新人教育の仕組み

新人として会社に入社した際に、まずぶつかる壁が「現場の空気」です。職人の世界というと、厳しくて無口なベテランが多いイメージを持たれがちですが、私たちは真逆を目指しています。仕事に関しては厳しくても、お互いが話しやすく、安心して働ける関係づくりを大切にしています。

入社後すぐに行うのは、安全教育と基礎知識の研修です。工具の名前や使い方、現場でのマナーなどを学んでもらうため、いきなり一人で現場作業をさせることはありません。まずは「知ること」「慣れること」が第一歩になります。

その後は、ただ現場に同行して作業を見せるだけではなく、実際に作業をして学びます。「なぜその配管をこう通すのか?」「なぜこの手順で施工するのか?」といった部分まで、理由を含めて先輩の職人が丁寧に指導を行います。なれるまでは、作業の確認と不明点は先輩の職人がサポートします。

さらに、若手が安心して意見や質問を言えるよう、定期的にミーティングや第三者との個人面談の場を設けています。所属部署以外の担当者が面談を担当するため、気兼ねなく相談しやすく、精神的な負担を減らし、長く続けられる職場環境をつくっています。

当社では、技術の習得はもちろんのこと、企業理念でもある「自分も周りも笑顔にする会社にする」を大切にしています。あいさつ、礼儀、報告・連絡・相談といった社会人としての基礎を現場を通じて育てていく。それが、㈱吉田設備の新人教育の柱になっています。

実際の育成エピソードと職人たちの声

ある20代の社員は、入社当初は設備の仕事から数年離れており、施工についていけるか毎日が緊張と不安の連続だったそうです。そんな中、先輩たちは、わからないことは何度聞いても笑って丁寧に答えてくれたため、少しずつ緊張も不安もほぐれ楽しく仕事をできるようになったそうです。ブランクのあった期間の技術も無理なくカンを取り戻すことができ、仕事に自信を持つことが出来たそうです。

教える側の先輩職人も、「相手に伝えるように内容を整理することで、自分の仕事を見直すきっかけになる」と話します。実際、言葉で伝えようとすることで、曖昧だった技術や手順が整理され明確になり、その結果、自分自身の技術力向上にもつながっています。

また、現場では失敗が起こることもあります。ある時、配管の取り回しを間違えて手戻り作業が発生したことがありました。その際は、頭ごなしに怒鳴ったり責めたりするのではなく、先輩が一緒にやり直しながら「どうすれば次は防げるか」を考え、次に同じ間違えをしないよう学びにつなげています。

技術は“継ぐ”だけでなく、“ともに育てる”ものだと、私たちは考えています。

これからの課題と取り組み、地域との関わり

技術の継承には時間も手間もかかります。そして、会社一社だけで完結できるものでもありません。だからこそ私たちは、ベテランと若手、教える側と学ぶ側、そして会社と地域――それぞれがつながり、支え合いながら成長していく“仕組みづくり”を大切にしています。

当社では、次世代を担う地域の子どもたちに設備の仕組みや仕事の面白さを知ってもらうため、太陽光発電の構造を学べる専用の学習館を自社で設けています。この学習館では、近隣の小学校からの見学を定期的に受け入れ、実物を見ながらエネルギーや設備の仕組みを体験できる場を提供しています。

こうした取り組みを通じて、「働くこと」や「ものづくりの楽しさ」を身近に感じてもらうことが、未来の担い手の育成につながっていくと考えています。

地元で働くことに意味を見出し、誇りを持てるように㈱吉田設備は、これからも人を育て地域とともに歩みながら未来を作っていきたいと考えております。


〒969-1403
福島県二本松市渋川字二本柳33-1
電話番号 0243-54-2933
営業時間 8:00~17:00

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