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浄化槽ってどんな設備?水をきれいにする仕組みをご紹介

2026.07.14(Tue)

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浄化槽ってどんな設備?水をきれいにする仕組みをご紹介

普段、トイレやキッチン、お風呂、洗面所などで使った水が、その後どのように処理されているかをご存じでしょうか。

下水道が整備されている地域では生活排水は下水処理場へ送られますが、下水道が整備されていない地域では、多くの住宅で浄化槽が生活排水をきれいにする役割を担っています。

しかし、「浄化槽という名前は聞いたことがあるけれど、どんな設備なのかよく分からない」「家にあるけれど仕組みまでは知らない」という方も多いのではないでしょうか。

浄化槽は、私たちの暮らしを支えるだけでなく、川や海などの自然環境を守るためにも欠かせない設備です。

今回は、浄化槽の基本的な役割や水をきれいにする仕組み、長く安心して使用するためのポイントについて、分かりやすくご紹介します。
 

浄化槽ってどんな設備?

浄化槽とは、家庭から排出される生活排水を浄化し、きれいな水にして自然へ戻すための設備です。
生活排水には、トイレだけではなく、キッチン・お風呂・洗面所・洗濯などで使用した水も含まれています。

現在、新たに設置される浄化槽のほとんどは合併処理浄化槽です。
合併処理浄化槽は、家庭から出る生活排水をまとめて処理できるため、水環境の保全に大きく貢献しています。

一方で、以前はトイレの排水だけを処理する「単独処理浄化槽」も多く使用されていました。

しかし現在では、生活排水全体を処理できる合併処理浄化槽への転換が進められています。
 

浄化槽はどのように水をきれいにしているの?

浄化槽の中では、機械だけで水をきれいにしているわけではありません。

実は、目には見えない微生物が大活躍しています。

浄化槽は、この微生物の力を利用して生活排水を浄化する設備です。

家庭から流れてきた排水は、浄化槽の中でいくつかの工程を経て少しずつきれいになっていきます。

まず最初に、大きなゴミや重い汚れを沈殿させます。

その後、浄化槽内に住んでいる微生物が、排水に含まれる有機物を栄養として分解します。

この働きによって、水の汚れは大幅に減少します。

さらに、最後に微生物や細かな汚泥を沈殿させ、消毒を行った後、きれいになった水が放流されます。

この一連の流れによって、生活排水は自然へ戻せる水質まで浄化されます。
 

浄化槽の主役は「微生物」

浄化槽の仕組みを知るうえで欠かせない存在が微生物です。

微生物と聞くと難しく感じるかもしれませんが、自然界では落ち葉や動植物の死骸を分解するなど、環境をきれいに保つ役割を担っています。

浄化槽の中でも同じように、生活排水に含まれる汚れを分解し、水をきれいにしています。

つまり、浄化槽は機械だけで動いているのではなく、設備と微生物が協力して働くことで浄化能力を発揮しているのです。

そのため、微生物が元気に活動できる環境を維持することが、浄化槽を正常に使用するためにはとても重要になります。
 

ブロワも浄化槽には欠かせない設備

浄化槽には「ブロワ」という送風機が設置されています。

ブロワは浄化槽の中へ空気を送り込み、微生物が活動するために必要な酸素を供給しています。

もしブロワが故障して停止すると、酸素を必要とする微生物が十分に活動できなくなり、浄化能力が低下する可能性があります。

その結果、

  • 悪臭が発生する
  • 排水の水質が悪くなる
  • 浄化槽本来の性能が発揮できなくなる

といったトラブルにつながることがあります。

ブロワから異音がしたり、普段と様子が違うと感じたりした場合は、早めに点検を依頼することが大切です。
 

浄化槽は定期的な維持管理が大切

浄化槽は設置した後も、定期的な維持管理が欠かせません。

どれだけ性能の高い浄化槽でも、点検や清掃を行わなければ十分な性能を維持できなくなります。

浄化槽の維持管理には、

  • 保守点検
  • 清掃
  • 法定検査

があります。

保守点検では機械の動作や水質の状態などを確認し、必要に応じて調整を行います。

また、浄化槽の中には微生物が分解しきれない汚泥が少しずつ溜まっていくため、定期的な清掃も必要になります。

さらに、法定検査によって浄化槽が適切に機能しているかを確認します。

これらを継続して実施することで、浄化槽は本来の性能を維持し続けることができます。
 

長く安心して使うために日頃から気を付けたいこと

浄化槽は毎日使う設備だからこそ、普段の使い方も大切です。

例えば、キッチンから大量の油を流したり、水に溶けないものをトイレへ流したりすると、浄化槽の負担が大きくなります。

また、ブロワの電源を切ってしまうと、微生物の活動が低下し、浄化能力にも影響が出る可能性があります。

日頃から少し意識するだけでも、浄化槽を良い状態で長く使用することにつながります。

設備に異常を感じた場合は、そのまま使い続けるのではなく、早めに設備会社へ相談することをおすすめします。

浄化槽は暮らしと環境を守る大切な設備

浄化槽は、普段あまり目にすることがない設備ですが、私たちの暮らしを支える重要な役割を担っています。

家庭から出る生活排水をそのまま自然へ流してしまうと、河川や湖、海の水質悪化につながります。

浄化槽は生活排水を適切に浄化することで、水環境を守り、公衆衛生の向上にも貢献しています。

下水道が整備されていない地域ではもちろん、地域の自然環境を守るためにも欠かせない設備といえるでしょう。

最後に

浄化槽は、家庭から出る生活排水を微生物の力できれいにし、自然へ戻すための大切な設備です。

一見すると地面の中に埋まっているため存在を意識する機会は少ないかもしれませんが、毎日の暮らしと地域の環境を支える重要な役割を果たしています。

また、浄化槽は設置して終わりではなく、定期的な保守点検や清掃、法定検査を行うことで、本来の性能を維持できます。

普段から正しい使い方を心掛けることも、浄化槽を長持ちさせるポイントです。

株式会社吉田設備では、浄化槽設備の点検やご相談をはじめ、給排水設備・空調設備など、さまざまな設備工事に対応しております。

浄化槽について気になることや設備に不具合を感じた際は、お気軽に吉田設備までご相談ください。
 
 

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福島県二本松市渋川字二本柳33-1
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