「電気代やガス代を少しでも抑えたい」「リフォームするなら省エネにつながる住宅設備を選びたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
省エネというと、使っていない照明を消したり、エアコンの使い方を工夫したりする方法を思い浮かべる方も多いと思います。しかし、毎日の暮らしで使用する住宅設備そのものを見直すことも、省エネを考えるうえで大切なポイントです。
特に住宅では、給湯や暖房、冷房などで多くのエネルギーを使用します。資源エネルギー庁の資料でも、家庭のエネルギー消費において給湯や暖房などは大きな割合を占めています。
そのため、住宅設備を交換するときには、単純に「新しい設備にする」というだけではなく、省エネ性能にも目を向けることが重要です。
今回は、給排水や空調設備の工事を行う吉田設備が、住宅の省エネにつながる設備と、選ぶときに知っておきたいポイントについて紹介します。
住宅設備を見直すことが省エネにつながる理由
住宅では、毎日の生活の中でさまざまな設備を使用しています。
お風呂やシャワーでは給湯器、夏や冬にはエアコン、キッチンや洗面所では水栓、トイレでは便器や洗浄機能など、多くの住宅設備が生活を支えています。
その中でも、給湯は家庭のエネルギー消費において大きな割合を占めています。資源エネルギー庁によると、2021年度の家庭部門のエネルギー消費に占める給湯の割合は28.7%でした。
つまり、お湯をつくるためのエネルギーを効率よく使うことは、住宅の省エネを考えるうえで重要です。
また、冷暖房も季節によって使用頻度が高くなる設備です。そのため、省エネを考えるなら給湯器だけではなく、エアコンや浴室、水栓なども含めて住まい全体の設備を見直すことが大切です。
「どの設備を交換すればよいのかわからない」という場合は、まず現在使用している設備の種類や年数、使用状況を確認してみましょう。 古い設備を交換するタイミングで、省エネ性能を意識した設備を選ぶことが、無理なく省エネを始める方法の一つです。
省エネにつながる住宅設備とは?
◎高効率給湯器
省エネを考えるうえで、まず注目したいのが給湯器です。
給湯器は、お風呂やシャワー、キッチンなどで使用するお湯をつくる設備です。毎日使用する家庭が多いため、給湯器の性能は住宅のエネルギー使用量にも関係します。
現在は、エコキュート、ハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池など、効率よくお湯をつくることを目的とした給湯設備があります。
例えばエコキュートは、ヒートポンプの仕組みを利用してお湯をつくる給湯設備です。高効率給湯器として、省エネに関する国の制度でも対象となっています。
給湯器を交換する場合は、現在使用している機器と同じ種類にするだけでなく、家族の人数やお湯の使用量、設置スペースなどを考慮して選ぶことが大切です。
特に給湯器は、設置後に長く使用する設備だからこそ、初期費用だけではなく、使用時のエネルギー消費も含めて検討するとよいでしょう。
◎省エネ性能の高いエアコン
夏の冷房や冬の暖房に欠かせないエアコンも、省エネを考えるうえで重要な設備です。
エアコンは機種によって省エネ性能が異なるため、交換する際には本体価格だけでなく、省エネ性能や部屋の広さに合った能力なども確認しましょう。
ただし、「能力が大きいエアコンを選べば省エネになる」というわけではありません。
住宅の広さや断熱性能、部屋の使い方などによって適した機種は変わります。設置場所や現在のエアコンの状態なども確認しながら選ぶことが重要です。
また、エアコン本体だけでなく、フィルターの清掃など日常的なメンテナンスも大切です。設備の性能を維持しながら、効率よく使用することを心がけましょう。
◎節水型トイレ
電気代を抑えることだけが省エネではありません。水の使用量を減らすことも、住宅全体のエネルギーや資源の有効利用につながります。
特にトイレは毎日何度も使用する設備なので、リフォームの際には節水性能にも注目してみましょう。
現在のトイレは、少ない水量で洗浄できる節水型の商品が多くあります。
トイレを交換するときには、デザインや掃除のしやすさだけでなく、洗浄水量などの性能を確認することがポイントです。
古いトイレから新しい節水型トイレへの交換を検討している場合は、普段どの程度使用しているのかも考えながら、家庭に合った設備を選びましょう。
◎節湯水栓
キッチンや洗面所の水栓も、省エネを考える際に見直したい設備の一つです。
特にお湯を使用する水栓では、水を出すたびに給湯設備が働くことになります。そのため、お湯の使用量を抑えることは、給湯に必要なエネルギーを抑えることにもつながります。
節湯水栓には、お湯の使用量を抑えるためのさまざまな仕組みがあります。
キッチンや洗面所をリフォームする際には、水栓を選ぶときにも節湯性能を確認してみるとよいでしょう。
大規模なリフォームを行わなくても、水栓など日常的に使用する設備を見直すことで、省エネを意識した住まいに近づけることができます。
◎高断熱浴槽
浴室のリフォームを検討している場合は、高断熱浴槽にも注目してみましょう。
浴槽にためたお湯は、時間が経つにつれて少しずつ温度が下がります。家族が入浴する時間がそれぞれ異なる場合には、追い焚きをすることもあるでしょう。
高断熱浴槽は、浴槽の断熱性能を高めることで、お湯を温かく保ちやすくするための設備です。
浴室を新しくするときには、浴槽の大きさやデザインだけでなく、断熱性能についても確認しておくとよいでしょう。
省エネ設備は「設備単体」ではなく住まい全体で考える
省エネ設備を選ぶときに注意したいのが、「省エネ性能の高い設備を一つ導入すれば、それだけで光熱費が大幅に下がる」と考えないことです。
住宅のエネルギー使用量は、設備だけで決まるものではありません。
例えばエアコンの場合、住宅の断熱性能や窓の性能、部屋の広さなどによって冷暖房の効率は変わります。
給湯についても、給湯器だけではなく、浴槽やシャワー、水栓など、お湯を使用する設備全体を考えることが重要です。
そのため、リフォームを行う際には「何を交換するか」だけではなく、「現在の住まいでどこに改善の余地があるのか」という視点を持つことが大切です。
また、すべての設備を一度に交換する必要があるとは限りません。給湯器やエアコンなど、古くなった設備や使用頻度の高い設備から優先して検討する方法もあります。
住宅の状況や家族構成、普段の使い方などを考慮しながら、無理のない範囲で設備を見直していきましょう。
省エネ設備を選ぶときに大切なこと
省エネ設備を選ぶときは、まず「現在どのような設備を使っているのか」を確認することから始めましょう。
設備の種類や設置年、故障や劣化の有無などを確認すると、交換が必要な設備が見えてきます。
そのうえで、新しい設備を選ぶ際には、省エネ性能だけでなく、住宅に適しているかどうかも確認する必要があります。
特に給湯器やエアコンなどは、住宅の状況に合わない設備を選ぶと、本来の性能を十分に活かせない可能性があります。
「省エネ設備に交換したいけれど、何を選べばよいかわからない」という場合には、設備工事の専門業者に相談してみるのもおすすめです。
現在の設備を確認してもらい、交換する必要があるのか、どのような設備が適しているのかを相談することで、より自分の住まいに合った設備を選びやすくなります。
まとめ
住宅の省エネを考えるときは、家電だけではなく、毎日の生活で使用する住宅設備にも目を向けることが大切です。
特に給湯は家庭のエネルギー消費において大きな割合を占めているため、高効率給湯器は省エネを考えるうえで重要な設備の一つです。
そのほかにも、省エネ性能を考えたエアコン、節水型トイレ、節湯水栓、高断熱浴槽など、さまざまな設備があります。
ただし、住宅によって適した設備は異なります。設備の価格だけで判断するのではなく、住宅の状態や家族構成、使用状況などを考慮して選ぶことが大切です。
設備が古くなって交換を検討している方は、単純に同じ設備へ交換するのではなく、これからの暮らしを考えて省エネ性能にも注目してみてはいかがでしょうか。
吉田設備では、給排水設備や空調設備など、住宅に関わる設備工事を行っています。
「光熱費を抑えたい」「古くなった住宅設備を交換したい」「省エネにつながる設備を選びたい」など、住宅設備について気になることがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。
毎日使う住宅設備を見直すことが、快適さを保ちながら省エネを考える住まいづくりにつながります。

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